腰痛と仙腸関節、仙骨
腰痛と仙腸関節、仙骨 TDE式調整
やわらか整体院では、腰痛で来館される方の、ほとんどの人が仙腸関節、仙骨に歪みがあります。では、なぜ、仙腸関節なのでしょう?
さかいクリニック代表のそのサイトで酒井 慎太郎先生は次のように書いています。
痛みの原因が『仙腸関節』にあることがわかれば、これまでの治療本で根本的に腰痛が治らなかったのも当たり前だと思いませんか?
従前の医学がずっと注目し続けてきたのは『腰椎』であり、『仙腸関節』ではなかった。つまり、根本の原因でないところを一生懸命治療し、時には、手術にまで及んでも、また腰痛再発という地獄が繰り返されました。
引用はここまで。
仙腸関節と腰痛
仙腸関節とはどこか
骨盤を構成するのは、寛骨(腸骨、坐骨、恥骨に分かれています)と仙骨、尾骨になります。これらの腰部の骨をあわせて骨盤と呼んでいます。
骨盤の後面で、仙骨の部分と、腸骨とがほぼ直接繋がっている部分を仙腸関節と言います。仙腸関節は簡単にいうと仙骨を左右の腸骨ではさんでいる部分のことです。
仙骨と腸骨の結合部分は、強い靭帯で繋がっています。さらに仙骨の下のほうは、仙棘靭帯、仙結節靭帯が坐骨とつながっています。なので30年昔は仙骨は動かないとされていました。
仙骨(仙腸関節)と内部筋
また骨盤のまわりで上半身と下半身をつなぐ筋肉も複数あります。前面(おへそ側)では大腰筋、腸骨筋、腰方形筋、梨状筋などは前面で、多裂筋、仙棘筋などは後面で腰部の筋肉が仙腸関節の上をおおっているといえます。
仙腸関節の役割
このように複数の筋肉、靭帯で覆われてので仙腸関節は非常に強く固定され、ほぼ動きのない関節だとされていました。
しかし、まったく動かないのではなく、医学的にも動くことが分かり、実は少しだけ動くというのがいまや定説になっています。仙腸関節が、まったく動かなければ、上半身の重さや動きの衝撃をうまく伝えたり逃がしたり出来ません。が、そのバランスをとる役目を果たしているのが仙腸関節で、その役割をしているというわけです。
仙腸関節の機能性障害
本来は動くようになっている仙腸関節が、それが様々な理由で仙骨と腸骨がずれて固定してしまうと仙腸関節に引っかかりやロックが生じ、それが痛みや痺れの原因となると言われています。
しかし、実は筋肉や靭帯が硬くなり、それが原因で血液の循環や神経の流れが悪くなることで、痛みやしびれをうみ、仙骨と仙腸関節のずれや固定の原因になっているというのが真相だと考えられます。
実際にここ2,3年のテレビ番組の「腰の痛みの新原因」などと いうテーマでの放送では、骨より筋肉に原因があることを示しているようです。
また仙骨のずれから、これが原因でさらに他の場所にも歪みが生じ様々な症状を引き起こすこともあるのです。
ですから、この引っかかりをはずし、仙腸関節の動きを良くしてあげると体全体のバランスが良くなり、腰痛のさまざまな痛みが解消されることも少なくないということで、腰痛などにアプローチしています。
やわらか整体院 ヒーリングの館・竹やではTDE式調整法で仙腸関節をちょうどいい位置に調整します。